「ELENDEEK」のショップに並ぶセレクトブランドの中でも、
特にファンが多いという「ELIN」。オープン当初からラインナップに加えたのは、
ディレクターの渡邉自身が、素直に着たいと思えるブランドだったからだという。
デコラティブではないけれど、女性らしさと旬のムードが漂うスタイルは、
「ELENDEEK」のコンセプトである“エレガンスモード”ともリンク。
兼ねてから、じっくり話を聞きたいと気になっていたディレクターの榎本実穂さんに、
「ELIN」の魅力をひも解く、7つの質問を投げかけてみた。

−−− 2015年春夏シーズンにデビューして、瞬く間に話題のブランドとなった「ELIN」。
今日は、人気の理由に少しでも近づくためのお話しを伺いたいと思います。はじめに、ブランドコンセプトを教えていただけますか?


まず「ELIN(エリン)」というブランド名は、“Essential=本質的な”と“Masculine=男性的な”を合わせた造語です。
“本質的”とは“ベーシックであること”と捉えていますが、単にプレーンなデザインという意味ではなく、華美ではないけれど上質な素材を
使い、女性のボディラインを美しく見せるパターンメイキングにこだわっている、ということ。
自分の経験から、質のいいものは長く着られる実感があるので、10年後もコーディネートを変えて着こなしていただける、
そんな“ワードローブのエッセンシャル”となる服づくりをめざしています。

:PICK UP ITEMS
TWILL FLARED SLV TOP 35,000yen+tax / ELIN

−−アイコンとなるアイテムやディテールはありますか?

アイテムとしては、パンツとキャミソールです。「ELIN」は、私自身のワードローブを意識して、自分がいま本当に着たいものを
デザインしているブランド。私は圧倒的にパンツ派なので、「ELIN」もパンツスタイルが主軸となっています。合わせるトップスは、
Tシャツではなくキャミソール。私自身がTシャツを着ないのですが、パンツスタイルがベースだからこそ、女性らしいセクシーさや
抜け感を添えたい。“パンツ×キャミソール”が、「ELIN」らしいバランスですね。

また、ディテールでは、“細長くスマート”なシルエットにこだわりが。以前、セレクトショップのバイヤーをしていた頃は、
海外に行く機会も多かったのですが、そこで感じたのは、日本人はとにかく幼く見えるということ。
理由は、体型的なこともファッション文化にもあると思いますが、だからこそ、大人っぽく見えるシルエットを提案していきたい。
さらに、海外の女性たちのように女らしい部分をさりげなく強調して、ヘルシーなセクシーさを醸し出していけたらと考えています。

:PICK UP ITEMS
ASYMMETRY WRAP SKIRT 48,000yen+tax / ELIN

−−譲れないアイデンティティはありますか?

“媚びない女性らしさ”ですね。パンツスタイルで、エレガンスを追求していきたい。ボトムスはパンツでも、トップスをキャミソールや
透け感素材にしたり、首の詰まったニットならハイゲージにしてみるとか、細身なポイントを作るとか・・・、そうやって常に
女性らしさのバランスを探っています。

:PICK UP ITEMS
FLORAL V-NECK DRESS 53,000yen+tax / ELIN
FLORAL TURN-UP PANTS 40,000yen+tax / ELIN

−−シーズンごとのテーマはどのように決めていますか?

何日かまとまった休みが取れると、たいてい海外に出掛けるのですが、デザインのインスピレーションは、そんな旅先で得られることが
ほとんど。たとえば、趣のある通りや建物の佇まいに感銘を受けたり、陶器や植物などの色や曲線に惹かれたり。現地の方と話すのも
好きなので、野菜売りのおばちゃんのマインドにヒントをもらったことも(笑)。旅はあくまでもリフレッシュが目的ですが、
非日常的な空間にはたくさんの感動があります。展示会でアウトプットしきった後に行くことも多いので、乾いたスポンジが水を吸収
するように、様々なものがインプットされていくのだと思います。

:PICK UP ITEMS
HBORN GHATHERED DRESS 45,000yen+tax / ELIN

−−ライフスタイルで大切にしていることはありますか?

自分で試着をしながら服を作ったり、自分で着てプレゼンテーションをしたりと、自分自身が「ELIN」に不可欠な素材でもあるので、
からだをつくる食べ物には気を使っています。夜も基本的には自炊。特にこだわっているのは野菜で、オーガニックなものや産地が
わかるものを選ぶのはもちろん、できるだけ体質に合うものを摂取するように心がけています。

もうひとつ大切にしていることは、楽しみながら毎日のコーディネートを選ぶこと。毎朝、入浴しながら2ルックほどイメージを
膨らませたら、あとは着替えながら、足したり引いたり。そうやって日々、服だけでなく、ジュエリーも髪もメイクも全身のバランスを
考えていると、いまの自分の気分が再確認できるんですね。こういうスタイリングがしたいから、あのアイテムが必要だなと、
コーディネートから必要なアイテムが導き出されることも多いです。


−−将来はどうしていきたいですか?

今はまだ、目の前のことに全身全霊で取り組んでいるところで、正直、遠い将来のことまで考えられていません。
ただ、もっと多くの女性に「ELIN」を着ていただき、もっとファッションを楽しんでほしい。最近はファストファッションが全盛で、
心底ファッションを楽しんでいる人が減っている気がしますが、本当は、ファッションには心を動かす力があると思うんです。
そういう意味でも、ファッションを盛り上げて、できれば何らかのカタチで社会貢献に繋げていけたら理想的です。


−−最後に、榎本さんから見た「ELENDEEK」の魅力を教えてください。

ELENDEEK」のウェアは、ファッションを楽しめるアイテムになっていますよね。
女心をくすぐるデザインポイントがありつつ、いき過ぎないさじ加減が絶妙。さらに、無理せずトライしやすい価格帯に
抑えているのも素晴らしいと思います。女性のからだを美しく引き立てる構築的なフォルムは、「ELIN」と共通するところがあるかも
しれません。

そして何より、スタッフの方々のファッションへの熱量がすごい! 渡邉さんもバイヤーさんも、おしゃれが大好きなのがわかります。
それはショップにも表れていて、トルソーのコーディネートひとつとっても遊び心や提案が見える。無難とは正反対の冒険心のある
組み合わせがあったりして、「なるほど」と思わされることも。
「ELIN」も「ELENDEEK」のショップでは、他のブランドとミックスされて、新たな魅力を引き出されている気がします。
きっと、お客さまも、ショップに足を踏み入れるたびに、新しい発見があるのではないでしょうか。そんな風に、ワクワクしながら
遊びに来ていただきたいですね。

::PICK UP ITEMS
CHINO WRAP SKIRT¥37,000+tax / ELIN

::COORDINATE ITEMS
FLORAL CAMISOLE 21,000yen+tax / ELIN
CREPE CACHE -CORUR TOP 35,000yen+tax / ELIN
FLORAL 2-TUCK PANTS 37,000yen+tax / ELIN

2018春夏のメインコレクションは、“イタリアの小さな島でバカンスを過ごす、聖母マリア”がイメージ。島に降り立った時、
ブーゲンビリアがとても美しかったので、それを彷彿させる大胆なフラワープリントを取り入れたのだそう。
トップスには、マリアの袈裟を思わせるカシュクールを。ほのかに透ける素材感で女性らしさを、テーラードカラーでマスキュリンな
ムードをプラスして、「ELIN」らしいバランスに仕上げています。

::COORDINATE ITEMS
CUMMER BELT SET COMBINATION 32,000yen+tax / ELENDEEK

展示会でも大人気だった「ELENDEEK」のオールインワン。おしゃれなアクセントになっているベルトは、外して、
すとんとエフォートレスに着こなすことも可能。そして、何より注目して欲しいのは、今季イチオシカラーの青みがかったパープル。
この春は、ヌードベージュやバターなど、やわらかいベーシックカラーに合わせてフェミニンな印象に。麻のようにドライな素材感が、
ほどよくカジュアルに、こなれたムードも演出してくれます。

9月にオープンしたばかりの青山の路面店は、モダンなデザインと清々しい心地よさが広がる空間。

ブランドテーマのなかから「都会」と「自然」をフィーチャーしたインテリアは、モルタルと大理石、ウッド、グリーンなど、
多彩なマテリアルがバランスよくしつらえられている。

ファッションアイテムとともに並ぶライフスタイル雑貨は、国内外からセレクトされた、暮らしを豊かに彩るアイテム。

お子さま連れでもゆっくりお買い物を楽しんでいただけるようキッズチェアやおもちゃも用意している。

【 ELENDEEK青山 ELIN POP UP EVENT 】


日頃からELENDEEKを御愛顧いただきまして誠にありがとうございます。
ELENDEEK青山店では上記の期間中、今注目ブランドである「ELIN」の
POP-UPイベントを開催いたします。

期間中はELINの人気アイテムであるスカートやコート等、
今シーズンのトレンドアイテムが揃います。
ぜひお立ち寄りくださいませ。


- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 2018 SS PRE COLLECTION - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

暗然たる石造り、他を寄せ付けない強固な存在の寺院遺跡には実は壮麗で柔和な天女やモダンな柱がそこにはあった。
生命力がみなぎる木々が、長い時を経て、その朽ち果てていく巨大な石造を
温かく包み込む。それは自然の柔らかさ、温もりを纏い、伝統とモダニティを
兼ね備えた遺跡に凛と佇む「蓮」の花のような女性のように。

■開催日時 2月2日(金) - 2月18日(日)
営業時間 金 11:00~21:30 土日 10:30~21:30

■場所 ELENDEEK青山店
東京都港区南青山5-9-8 表参道駅 B3出口徒歩3分