2021年、ビーチラバー待望の夏がやって来る。
descendant×ELENDEEKの第5弾は、
前年のバカンススタイルを踏襲しながらも
タウンユースやアウトドアに使えるアイテムが勢揃い。
ビーチリゾートで、プールサイドで、キャンプサイトで、近くの公園で。
休日のあらゆるお出かけシーンを、肩肘張らずに楽しむふたり。
「自然」を愛する大人女子たちの、ファッショントークをお届けする。
遊び心とライフスタイルから生まれた
“夏のカジュアルモード”
・ELENDEEKクリエイティブディレクター渡邉由香(以下、渡邉)
・descendantデザイナー西山美希子さん(以下、西山)
-今回で5回目のコラボレーションということですが、いつもどのようにラインナップやデザインを決めていますか?
渡邉:私と西山さんが遊んだ夏に、翌年リリースする夏物アイテムを決めています。
西山:昨年は4回、家族ぐるみでビーチに遊びに行ったんですが、たいていホテルにプールが併設されていて。そういう場所が、私たちのデザインするアイテムの企画会議になっていますね。
渡邉:プールサイドで、「ああいうの欲しくない?」みたいな(笑)
西山:そうそう。遊びの中でアイデアが生まれる。だから、自分たちが本当に着たいと思ったものしか作らないんです。
-これまでのシリーズと比べて、今夏のアイテムで特徴的なものはありますか?
渡邉:セットアップのスイムウェアですね。昨年はシックな感じだったけど、今年はタウンユースしやすい、明るめの色をチョイスしています。
西山:以前はハワイのホテルからビーチまでに着るような、ちょっとセクシーなキュロットタイプでした。今回は、もう少しぴたりと身体に沿う“スポーティーなスイムウェア”です。
渡邉:これなら水の中でフワフワしないから子供たちと心置きなく遊べるし、プールから上がってそのままタウン着として使えるから実用的だよね。
西山:そう。それもあって今年は、肌の露出を気にせず着られるようにシルエットをやや広めにとっています。でも体つきはすらっと女性らしく見えるように、ストラップ幅、背中の開き具合、裾の広がりなどをミリ単位でこだわりました。
渡邉:それと、PVCバッグとハットもおすすめ。間口の広いバッグは、バスタオルや着替えをそのままポンッと投げ入れられて楽なんです。色のバリエーションがあって可愛いし。
西山:私はこのバッグ、3つ持ってる(笑)「日帰りでちょっとビーチに」という感じのカジュアルな旅でヘビロテしていますね。
渡邉:一方でハットは、日差しの強いキャンプ地やお店のオープンテラスを想定しています。ハットのデザインは下手をすると少年っぽくなりがちですが、つばを長く広めにすることでモードなテイストに抑えました。
西山:アイテムひとつひとつに思い出が詰まっています。色々なシチュエーションで、私たちの遊び心を楽しんでほしいですね。
-遊びの中でアイデアが生まれるということでしたが、日常のライフスタイルから服作りに影響を受けたことはありますか?
西山:ありますね。私にはまだ小さい息子がいるんですが、公園へ遊びに行くと大変なんです。一日中、息子を追いかけて走り回っているので、スニーカーが必須アイテムになって。
渡邉:それまではヒールにショートパンツだったもんね。自分の服装がライフスタイルに噛み合わなくなっていったってことかな。
西山:そうだね。「綺麗めの服装をしてきたけど、これからは少しカジュアルに・・・」みたいな。でも、お洒落を捨てたくはなかったんですよね。
渡邉:「フェミニン×カジュアル」を求めてるママはたくさんいると思う。今夏のTシャツもそうです。ストリートで動きやすいけど、着丈を短くしているから、パンツと合わせるとスタイルが綺麗に見える。
西山:うん。そこにもこのコラボレーション(descendant×ELENDEEK)の意味があるよね。
渡邉:次はデニムとかパーカーを作りたいなぁ。
西山:スウェット上下もいいよね。秋冬物でやろうか!
渡邉:そうしよう。いつもこんな感じで始まるね(笑)
細リブのスイムウェアは、タウンユースもできる水陸両用。
「お腹が出ないようにデザインしているから、セットアップでシックに着こなせます。
ショートTシャツとの合わせやキャミワンピースの肌隠しにも」と西山さん。
短丈シルエットのTシャツには、あえてストリート味のあるデザインを盛り込んだ。
「ヒールのあるビーチサンダルを足元の外しに使いました」という西山さん。
大小2種類のバッグは、海や山で汚れにくいPVC素材。
「他のバッグと一緒に持っても喧嘩しません」(渡邉)
ハットは顎紐付きなので、風が強い日でも安心。
「スニーカーコーデでスポーティーに決めて」(西山さん)